家探し ~出会いと悩み~
紹介された土地現地に着くと・・・
話の通り、すぐ傍に子供たちが喜びそうな割りと広めの公園がある。
場所自体、車通りのある道路から少し入ったところにあって、少なくとも車の通りを気にして外で遊ばせるのをためらうような場所ではなさそう。
肝心の土地も、5m幅の道路に面し、新しく区画整理された土地の周りには数軒が建っているだけ。
間口もそれなりにあって、正方形に近い長方形で、広さも必要十分な印象。
また隣家は、公園のある東側に1軒建ってるものの、反対の西側や後ろの南側はまだ更地。
「ここ、良いかも・・・」
心の中に湧き出てくるものを感じつつ、ふと隣にいた嫁さんの顔を見ると・・・
すでに僕以上に目をキラキラさせてる様子(笑)
落ち着いた環境と、何よりも子供達が安全に楽しく過ごそうという印象を持ち、非常に魅力的である。
暫くの間、その場で色々とイメージを膨らませた後、その場をあとに。
帰宅後、嫁さんとの会話では、何ら食い違うことなく意識合わせがなされた。
そして、確認された唯一のハードル。
それは、予算を遥かにオーバーしたその”価格”であった(汗)
とは言うものの、これまで探してきた中で、これ程までに魅力を感じる土地は無かった。
取り急ぎ、その晩の内に不動産会社の営業さんに大変興味を持った旨のメールをしておいた。
翌日、不動産会社の営業さんから連絡があり、具体的な話をさせてもらいたいとの事で、急遽その晩に我が家で打ち合わせをすることに。
まずは諸条件等の詳細を確認した上で、価格の話になる。
営業さんの感触としては提示価格からちょっとくらい低い数字だったら売主さんも受けてくれるのではとの話。
いずれにせよ当初予算からするとオーバーなのは変わらないが、少しでもその差が少ない方がいい。
とりあえず希望価格として申し込んでみることに。
そして翌日、営業さんから電話が入った。
売主さんに希望価格を伝えたところ、当初は難色を示したものの、我々家族の話やら、場所を大変気に入ってる話などを付け加えたところ、随分好感触になった様子との事。
取り敢えず、一晩考えて返事をするという事で翌日のお昼には何らかの結果がもらえることに。
明けて、次の日。
期待に胸を膨らませ、営業さんの電話を待っていたところ、
「困ったことがありまして・・・」
と切り出される。
どうやら売主さんが仲介を委託している、もう一つの不動産会社から申し込みの打診があったとの事。
その際に既に申し込みがされている旨を告げるとそのもう一つの不動産会社の営業は金額提示もせずに、再度価格提示をする事になったそう。
聞くとその不動産屋の担当者は強引なやり口で有名な人物らしい。
ここに我々の行く手を拒む”邪魔者”が現れた・・・


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